なんだかね。

昨日はひと月に二三度ある、15時から22時までの勤務だった。会社で二勤と呼ばれる勤務時間。

 

何度経験しても、この時間の勤務は好きになれない。朝から何処かに出かけても、昼頃にはそわそわするし、仕事終わりで遊びに行こうにも、22時からなんて誰も遊んでくれないし、行くところも限られてくる。勤務時間こそ普段の12時間に比べれば半分程度なのだけど、一日が潰れるということでいえば同じだ。

 

出勤途中、携帯が不穏な音をたてる。あまり耳慣れないビープ音に気を取られたものの、運転中だし、カバンのどこに携帯が入っているかも分からないから、面倒に感じて放置していた。会社に着いて携帯を見ると、どうも地震があったらしい。このあたりは震度3だったらしい。

 

家では睡眠障害だろうか、ってくらい眠れないのに、会社に着くと眠くなる。なんだこれ。アクビが止まらない。ブラックブラックなる眠気に効くらしいガムを噛む。するとミントが強すぎるのか、今度はクシャミが止まらない。

 

マンネリを感じて久しい仕事を、いつもどおり何となく消化し、時間は22時、家に帰りつく時間は真っ直ぐ帰れば22時半。日頃21時過ぎには就寝する母親に、こんな時間から食事の用意をさせるのは酷。なので、この勤務時間の日は、帰りになにか買って帰る。大体、吉野家マクド

 

今日は何だか吉野家の気分だなと思い、吉野家の前を通ると、どエライ人だかり。嘘だろ。こんな時間に何故吉野家激混みなんだろう。かなり待たなくてはいけない雰囲気。待ってまで食べたくない。スルーしてコンビニ。

 

帰って、映画を観つつ食事。

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「アレクサンダーの、ヒドクて、ヒサンで、サイテー、サイアクな日」

2014年 アメリカ  監督 ミゲル・アルテタ

 

酷くて悲惨で最低最悪でも、家族の結束が深まる、好きな子といい感じになる、オヤジ就職決まる、など結果超オーライな結末は、総合すれば、とてもいい一日。

 

なんの起伏もなく、手もなく一日が終わる僕の二勤に比べれば、最高の一日に思える。

 

効能

前向き。ポジティブ。家族愛。人間万事塞翁が馬

 

不一。