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いいかんじ・・かも。

自動車も動かなければ事故らない。ペットなど飼わなければ死に別れもない。人間となど出会わなければ、身を切るような別れもない。

 

しかし、動かなければ目的地には着かないし、人や動物とも出会わなければ、動くための活力はどこから?

 

リスクを冒しても動き、悲しみの予感にもめげず関係を築き、生きていく。至極真っ当。

 

そんな当たり前のことがずっと出来ないでいた。去年くらいから。仕事はやらなきゃ肉体が生きられないので、のらりくらりと何とか続けていたけど、精神的には勤労意欲を完全に失ったホームレスみたいな感じで生きていたように思う。

 

何せ心が動かなかったのである。

 

ところがここ最近、凄く心が弾む出来事があって、今楽しい。

 

けれども、新しい関係に伴う未来のあれこれ煩雑さを思うとちょっと億劫にもなる。

 

だからといって、止まるわけにはいかない。

 

リスクはどんな些細なことにだって、必ずある。それを上回る感動、優しさ、喜び、思い出、などがそこにはきっとある。

 

事故が怖いから動かない。いつかの終わりが怖いから始めない。

 

それじゃ、いつまで経ってもどこにも行けない何もできない。

 

明日は誰にも分からない。だから動く?だから動かない?

 

どちらでも自由なんだけどね。そんなこと。

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「リアリティー」  2012年 イタリア フランス 監督 マッテオ・ガローネ

 

一攫千金を狙えるテレビのオーディションに合格したと思い込んだ男。出演準備のために自らの営む店を畳んだり、声をかけてくるホームレスもテレビ関係の仕込みだと疑い、過剰に施しをして家財がなくなっていったり、それに愛想を尽かして家族が出て行ったり。

受かってもないオーディションになまじっか手応えを感じてしまった男。狂騒の果てに何もかも失う。

 

効能 

捕らぬ狸の皮算用。

 

不一。