どうでもいいけどそうとばかりもいえない。

日頃社会の動向などに無関心なので、ニュースなどを意識して見ることはないけど、耳に勝手に入ってくるニュースは、北朝鮮のミサイルと有名人の不倫の話ばかり。

芸人だ、歌手だ、元アイドルの議員とイケメンの議員だ、別にどうだっていいじゃないか。他人様の不倫なんて。と思うけど、議員に関してはまずいのかもしれない。皆の投票で社会の代表としての今の地位にいるのだから、不倫理な事柄に手を染めるのは、よろしくない。そもそも問題を解決するために、わざわざ手を挙げて立候補した奴が、問題を新たにこさえてどうする。

しかもこの議員、党のイメージ凋落を避けるためか、トカゲの尻尾切りにあったように、政治資金の不正流用だとかまで明るみに出て辞職。政治家皆やってることなんだろうけど、こういうときにはそれを口実に切られるんだろう。

不倫なんてくだらぬ行為の代償に職を失う。不倫であっても、腹を決めた恋愛であれば、応援する人間もいただろうに、ホテルまで行って一線を越えてはいない、なんてファンタジックで豪快な嘘をつき、まだ世の中を欺こうとしたその人品たるや、卑しいにも程がある。有権者の信頼だけならまだしも、友だちもなくすぞこいつ。と思ったものだ。どうでもいいんだけど。

不倫なんてしょうもないことを追っかけてないで、もっと有益な事件なり疑惑なりを追求しろよとかマスコミに対して思っていたけど、こうして不倫の発覚が発端となり、税金が悪用されていたことが判明したことを思えば、他人の色恋沙汰を暴き立てることにも意味があったのかもしれない。

遊びで不倫なんてする奴は、基本的に人間を舐めているから、叩けばホコリがたくさん出るんだろう。

日頃馬鹿にしている庶民、しかしその庶民の支持を得られなければ、今の権力も人気も維持できない。俺は賢いのだ、とふんぞり返るその人も、多数のアホに支えられて賢さを保障されていること。お金持ちが貧乏人を蔑むが、そのたくさんの貧乏人がいるから、物質的優位だけで優越感を得られること。全ては相対的な幻想なんだけど、生きているとそれを失念して、変なことに全力で頑張っちゃったりする。
頑張るべきはそこじゃないのに。

読み返すのが怖いくらい話逸れた。一つの問題を考えていたら、たくさんの問題が。辞職した不倫議員を笑えないな。しかし、お相手元アイドル議員の代表曲が「ホワイトラブ」「ゴーゴーヘブン」逆、逆。これもまた笑えないな。

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「SCOOP!」  2016年 日本 監督 大根仁

福山雅治が落ちぶれて下品な中年パパラッチを演じる、とかで上映当時ちょっと話題になっていたような記憶がある。

いくら下品に演じても、やはり板についてない。どこか空々しい。

それよりはリリーフランキーの怪演が印象的だった。

芸能パパラッチも大変なんだな。

あんなのに追いかけられる有名人もまた大変だな。

まぁ道に外れたことをしなければいいだけのことだけど。

不一。