2017-01-01から1年間の記事一覧

足らない。

勤労感謝の日であるのに、いつもどおり誰にも感謝されることなく労働に勤しんでいると、一体今日という祝日は誰のためのものなのかと思う。今やってるこれは労働じゃないのかよ。ここは国家権力で、全ての勤労者に感謝の意を込めて、強制で休みにするくらい…

くさくさするねぇ。

家庭に恵まれ、食うに困らない収入があり、それなりに趣味に使える時間もあって、一見どの角度から見ても幸せ。・・・なはずなのに、心に何か空白を感じる。いや、空白と言うよりは、雑草なども所々に繁茂し、風が吹く度に砂嵐が舞い上がるような荒涼とした…

映画館や。

最後に映画館で映画を観たのはいつだろう。 あれは確かまだ十代だったような気がする。 その当時の友人にタダ券を貰い、行かぬのも何か悪い気がして、そう観たくもないインタビューウィズヴァンパイアという作品を何となく観た記憶がある。 まだ映画に何の興…

進化ねぇ。

いつか教科書か何かで見た、人間が進化する過程の絵。 チンパンジーみたいのから、体毛が薄くなり背の丸さも徐々に伸び、今の背筋の伸びた人間の姿になるまでを描いたあれ。 あれからもう人間は進化しないのだろうか。今もまだ過程で、ゆくゆくは進化するの…

観てきたで。

あれは2017年、北朝鮮がミサイルの実験と称しての示威行為で、あちこちにミサイルを発射し、土建屋の親方みたいなオッサンが世界の警察を自認するアメリカの大統領に就任し、世界情勢に暗雲立ち込める、一体何が実るのかといった混迷の秋じゃった。 ワシ…

いよいよやん。

さて待ちに待った村田諒太×アッサン・エンダムの因縁の再戦まで、いよいよ一週間を切った。 今回は、早めに交通手段、宿泊先も確保し、準備は万端だ。 総理大臣とかいう偉いらしい人が、空気を読まずに解散!などと言ったことで、この日本中上げて応援してし…

持て余すよね。

あれほど多忙を嘆き、自分に時間さえあればと事あるごとにぼやいていた親父が、定年を迎え、いよいよ待望の暇を手に入れたはずなのに、日がな一日為すすべもなくぼんやりと日々を過ごしている姿を見て、どこまでも人生とは思い通りにならぬものだとの観を強…

わからんねぇ。

そもそも信じる信じないということを言うということは、どちらの立場に立つとしても、いくらかの疑いと、いくらかの根拠が混在しているもので、絶対ということはないんじゃないかと思う。 生きていくのに必要な空気があることを疑う人はいないだろうし、燃え…

数字じゃねんだよ。

数値化できることなど、実はほんの一部で、人間の持つほとんど特に感情、感覚は数値化できない。 誰かがいい加減に言った基準を何となく指標に、自分も本来数値化できないものに点数を付けたりするけど、そんなものは、何の支えもないヘナヘナの価値観で、時…

あいつさえいなければ。というのは安易。

最大多数の最大幸福。 ようさんの人が幸せになるんやったら、ちょっとくらいの人が犠牲になるのはしゃーない。という考え方だけど、これは何とも難しい。言ってることは分かるけど、実現は難しい。幸福というものの価値観は人それぞれで、それぞれの人が最大…

どうでもいいけどそうとばかりもいえない。

日頃社会の動向などに無関心なので、ニュースなどを意識して見ることはないけど、耳に勝手に入ってくるニュースは、北朝鮮のミサイルと有名人の不倫の話ばかり。 芸人だ、歌手だ、元アイドルの議員とイケメンの議員だ、別にどうだっていいじゃないか。他人様…

なにものよ。

何となく流れがそうだから、何となくやってるけど、本当にこれなのかななんて感じで、ずっと生きている。他人のことはあーだこーだ思うところはあるのに、肝心の自分が一体何者なのか全然分からない。 何しにこの世に出てきたんだろう。良いもの食べていいと…

あぁ。

結果書いてしまいますのでご注意を。 今日は山中慎介×ルイス・ネリの一戦。 終戦記念日に終戦なんてことにならなければいいけど、なんて冗談を友だちと話していた。などといっても何せ山中、負ける憂いはなかろうと、楽観が根底にあるから言える冗談だった。…

明日だな。

明日は山中慎介の13度目の防衛戦だ。 この試合は京都で行われるため、生観戦行ったろうかどうしようか迷った。 矢鱈と記録ばかりが騒がれるが、自分の中では、記録上比べられる具志堅よりすでにボクサーとしての評価は上で、回数にそれほど興味はないのだ…

未解決だな。

今乗ってる車のリコールが二件。 これからやらなくてはならないことの諸々の障壁になりそうなので、本籍も移し替えておかなくてはならない。 スマホの機種変、もしくはキャリア替え。 そして、一番大きな案件がここに来て。 村田諒太×エンダムの再戦が10月…

時間がねぇ。

時間は、無ければ作るものだよ。などと訳知り顔で言う人がたまにあります。 それはそうなのだろう、大いに同意するのだけど、それが出来れば世話いらん。とも思う訳です。 確かに何かをやろうと思って、例えば風呂に入ろうと思って、すぐさま動けるかといえ…

絶望ねぇ。

来月には41。バカボンのパパと同い年。 これだけの間、人間を続けてくると、「絶望」したことの一度や二度はある。 ・・・はずだ。だけど忘れている。多分あったろうと思うのだけど、具体的な絶望を何に対してどのくらいの大きさで感じたのか覚えていない…

憂鬱やな。

人間が生きていくには、他の生命を犠牲にせざるを得ない。他の命を食べて今日も生きている。朝から牛の肉を食べた。キャベツを食べた。米を食べた。そうして長らえている命で、何をしているのだろうか。特に何もしていないのである。これはなかなか由々しき…

夢ねぇ。

夢という言葉は両刃の剣で、現在のダメな自分の免罪符にもなれば、ダメな自分を動けなくする呪符にもなる。さらに剣であるから、それを持つ人に他人はとやかく言えなくなる。 であるから、夢という言葉を使うときは余程慎重に考えて使わなければ、自分も他人…

ひとり?ふたり?・・。

生きていることに悩まないのが健全なのか、生きていることに悩むことが本来なのか。 悩むというほどではないけれど、なぜ生きているんだろうな、なぜ生きていかなくちゃいけないんだろうな。なんてことは、昔からずっと折りあるごとに考えたりしていて、そん…

おくりもの・・。

君が過去を忘れても過去は君を忘れない。・・・か。 因果応報というやつだ。この言葉を聞いて「怖っ」と思う僕はやはりロクな生き方はしてこなかったということだろう。 「全て忘れるの!全て忘れて今を生きるの!」なんて健気なヒロインなんかが言いそうな…

こんなはずじゃ。

人生には上り坂下り坂があって、それとは別に「まさか」という坂があります。とか、勤続年数が長いだけで、何となく人の上司になってしまったおやじが、部下の結婚式のスピーチで言ってしまいそうな、陳腐で使い古された文言が頭をよぎる。 人生において僕は…

さんびょうし。

何をやっても上手くいく、やることなすこと当たる。理由を考えても運としか言いようがない。特に人並み以上に頑張ったわけでもなく、真新しい試みに挑んだ訳でもない。ただ何となく流されるように生きていたらば、知らぬ間に成功をおさめた。 こんな人も世の…

こんじょう・・ねぇ。

精神力に優れた人を指して「根性がある」と言うことがある。 ここでいう根性には大きく分けて二つのタイプがあるよなと、僕なんかは常々思っていて、一つは、ここ一番というところで逃げない。幽霊や暴漢悪漢、突然の凶事の類にも怯まない。これは正しくは勇…

うまれかわれるか・・。

「つりをさん、俺お見合いパーティに参加しよかな思て」 「ほう、ここまできて何でまた?お前いくつやったっけ?」 「完熟の37歳です」 「へえ、まぁまぁいってんやな。何でまたそんなパーティ行くん?」 「一回くらい結婚してみたい。」 「普通一回やで。…

すまんむらた・・。

東京に村田諒太の世界タイトルマッチ観戦に行き、帰ってきてのち、いきなりの激務にさらされ、録画しておいたものを見返す暇がなかった。 先日ようやく観た。 会場で観たときは、正直、試合終了のゴングが鳴ると同時に、・・負けた。と直覚的に思った。 特に…

でもどるのか・・すね。

先日、日本が誇る稀代のサウスポー長谷川穂積のドキュメンタリー番組を観ていて、感じ入った言葉があった。 きちんとした言い回しなどは定かじゃないのだけど、「僕は誰のアドバイスでもたとえ格下であったり、ボクシングと関係のない人からの提言であっても…

やれんのか。

最近立て続けに、男、いや漢が主役の本を読んだ。 自分のぬるさに打ちのめされる思い。仕事が辛い、金が無い、時間が無い、やりたいことが無い、やる気も無い、無いものばかりを数え上げて、東から昇ったお日さんが西に沈む。そして、今日も東から陽光が射す…

六大。

早いものでもう五月。 朝晩寒くて昼暑い。 今月は一大イベントがある。否、六大イベントだ。 来る五月の二十日、ロンドン五輪ミドル級金メダリスト村田諒太のプロでの世界挑戦が決まった。これを観戦に行く。 当初、同日に名古屋で行われるWBO世界ライトフラ…

なんにでもっていわれても。

今の時代志せば、何にでもなれるし、どこに行ってもいい。 昔は士農工商なんて言って、生まれついた身分以外のものにはなれなかったし、自分の生まれたところをさしたる理由もなく少し出ただけで、脱藩などという重罪。 さぞかし息苦しかったことだろう。と…