足らない。

勤労感謝の日であるのに、いつもどおり誰にも感謝されることなく労働に勤しんでいると、一体今日という祝日は誰のためのものなのかと思う。今やってるこれは労働じゃないのかよ。ここは国家権力で、全ての勤労者に感謝の意を込めて、強制で休みにするくらいのことしろよ。ていうか、労基法無視のこの会社なんとかしろよ。俺のこと日本人と思ってないんじゃないか、出稼ぎに来た不法滞在の外国人かなんかと思ってんじゃないか、今度事務所にパスポート持っていこうかな。あぁ年末また仕事だよ、しかも夜勤だ、また今年もここで年越しか。紅白に竹原ピストル出るのになぁ。あとPerfumeも。
恒例のボクシングは今年はちょっと弱めだから、まだいいけど、それにしたって、田口×メリンドの統一戦は観たいよなぁ。

運動不足と少しばかりのダイエットを目的にジムに通い出して一年、この間の健康診断で、まさかの2キロ増。ふざけんなよ。運動するからご飯が美味しくなっちゃって矢鱈に食べてしまった結果だ。健康は増進したのだろうけど、体重まで増量。上手くいかないなぁ。

ジム通いをするからには、タバコを止さないとななんて考えて、数ヶ月無駄なあがきをしてみたけれど、加熱式タバコに変わっただけで、相変わらずの喫煙者だ。

全ては自分の意志薄弱が招いている現状なんだけど、モヤモヤする。

怒りというほど憤ってはいないけど、自己嫌悪と自己憐憫、言い訳と現状を打破したい気持ち、諦めと不屈、いろんなそれやこれやが交錯する。

イメージ 1

「怒り」  2016年 日本  監督 李相日

以前に小説で読んでいたので、結末は知っていたのだけど、楽しく観れた。

豪華キャストだ。

原作イメージに近づけるため、宮崎あおいは体重を増やして撮影に臨んだらしい。

渡辺謙はさすがの存在感、表情が雄弁で、過去に何かあった感が半端ない。

妻夫木はガチのホモセクシャルに見えた。

広瀬すずは最近、邦画を見ると大概出ている気がする。

それぞれになにがしかの怒りを抱えて生きている。

僕にはない。怒るほどのことが、ないのだ。

イラっとする。くらいのことはある。でも怒りといったはっきりとそして強いものは僕にはない。それがいいことか悪いことかは分からないけど、怒りとはエネルギーであることは確か。エネルギーが不足してる。それは実感としてあるから、怒っている人を見ると羨ましいこともある。内容を聞いてしまえば、鼻で笑ってしまうことがほとんどだけど。

不一。